UBUDへ
a0090609_20351041.jpgグアムから5時間半、バリ島のデンパサールに着いた。
夜の眠りについていたmanaは、出国を済ませる頃にはすっかり目が覚めてしまっていた。出国ロビーの自動ドアが開くと、生温かく、香辛料のような甘い空気がむわっと押し寄せてきて、体全体を覆いつくす。「ああ、バリにきた」と思う瞬間。
出迎えの車に乗り込み、ウブドを目指す。バイパスをオートバイと車の間をぬうように走りながら、流れていくデンパサールの風景を眺めていると、グアムでは感じることのなかった安堵感を、私も夫も感じた。manaは車窓越しに、暗闇とネオンが交互に過ぎ去っていく風景を黙って眺めている。やがて、外は真っ暗闇になり、車のライトが真っすぐに伸びる道を照らしていた。

今回のバリでの滞在先は、ウブドのUMA UBUD。
私達家族がバリに行くことを知って、ma:anのtsuchiyaさんがホテル探しのお手伝いを申し出てくれた。tsuchiyaさんのご好意に甘えて、色々と相談して最終的に選んだのがUMA UBUD。
快適であること。小さなこどもが楽しめること。食事がおいしいこと。(私的に)インテリアにこだわりがあることetc・・・・望んだ条件と提示した予算にぴったりと叶うホテルだった。行く前から、tsuchiyaさんからUMA UBUDの定評のある施設やサービスを聞いていたので、期待は膨らんでいた。

暗闇にぽっかりと浮かび上がる[Uma]の文字。



車がロビーに横に着くと、ホテルのスタッフが笑顔で出迎えてくれた。
木組みが美しいオープンエアのロビーの一角で、チェックインの手続きをしていると、冷たいおしぼりが手渡された。冷たくて、ほんのりと香るいい匂い。手に残った香りを確かめながら、静かな闇から時折聞こえるトッケーの鳴き声を聞いていた。
点々と灯る明かりを辿るように歩きながら、ヴィラへ到着。
室内の設備の説明を受けていると、ウェルカムドリンクが運ばれてきた。冷たいトロピカルドリンクをイメージしていたら、温かいジンジャーティーだった。しっかりとしょうがが効いた甘いジンジャーティー。喉をぴりりと通ると、体がじんわりと温まる。ホテルの心遣いが感じられるようなウェルカムドリンク。そして、これがおいしいこと!3杯も飲んでしまったほど。

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manaは警戒しながら、部屋の中をきょろきょろと確認していた。荷物をほどいてクロゼットに移し替えている間中、私にべったりとつきまとう。お部屋を移動するのも「まま〜、まま〜」と半べそでついてくる。きっと新しい場所に不安なんだろう。その晩は愚図りながら眠りについた。長旅の疲れなのか、ぐっすりと眠り、心配した夜泣きはなった。
翌朝目覚めると、ヴィラの外から竹ほうきで庭を履く音が聞こえた。ささー、ささーとゆっくりとした音が心地よい。manaはぐっすり眠れて、調子がいい様子。昨晩は怖がってひとりで行くことがなかったお部屋の中を、あちこちと歩きまわって探険している。時折「お〜いで」といいながら。
夫が起きたところで、朝食をとりにホテルのレストラン・kemiriへ。池に面したオープンエアのレストラン(オープンエアとわざわざ書かなくても、ほとんどのレストランがオープンエアなのだけど)。

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バリの人はこども好きでやさしい。kemiriに行くと、スタッフみんながmanaを大歓迎してくれた。どこにいっても、親切にしてくれるので有難いのだけど、人見知りの強いmanaの場合困ったことも。
女性のスタッフがやさしくmanaを抱っこしてくれたのがmanaには災難・・・・ぎゃー!!と泣きだして大騒ぎ。しばらくなき続けて、その後も私にしがみついて降りようとしない。結局、manaを抱っこしたまま、食事をとるはめになってしまった。
この日の朝は、夫も私もUMA SET(アメリカンブレックファースト)をオーダー。
ジュースは私はマンゴー・パパイヤ・パッションフルーツのミックスジュース。濃厚でおいしい。夫はトマトジュース。生のトマトのそのままの甘く青い香りがして、これまたおいしかった。卵はオムレツにコーヒーはアイスカプチーノに。パンも香ばしい。(食事については、次回まとめてかく予定)
ふと横を向くと、クバヤにサロン姿の女性が、レストランの横にある祭壇にお花のお供えをしていた。

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朝食の後は、お部屋に戻って水着に着替えてプールへ。
ホテルの中心にあるこのプールは、周りを緑に囲まれて清々しい。等間隔に並べられたウッドデッキには、きれいにたたまれたバスタオルが2枚、きっちり同じ位置に置かれているのがなかなかニクイ。バーに面したウッドデッキの上の棚からは、緑の蔓が伸びて、所々の白い花が美しい。

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UMA UBUDを選んだ理由のひとつが、このプールにある。
泳ぎ甲斐のありそうな8×20mほどの深いプールに隣り合わせて、5×5mほどの浅いプールがある。ちいさなこどもが遊ぶのにちょうどよく、スペースも十分。プール付きのヴィラにしようか最後まで悩んだけれど、最終的な決めてのひとつがこのこども用のプールの存在だった。
manaもここがすぐに気に行った様子。最初は階段あたりで、そのうち自由に水の中を歩きながら、水遊びを楽しんでいた。

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プールを楽しんでいると、ホテルのスタッフがやってきて「お客さまが来ている」と言う。プールまできていただけるようお願いして、ドキドキしながら“お客さま”を待つ。
実は、この旅でma:anのtsuchiyaさんとお会いする約束をしていたのだ。
1年前、巣巣さんで買った木彫りのウサギさん。このウサギさんをデザインしたのがtsuchiyaさん、作ったのがご主人である木工職人のワヤンさん。manaとウサギさんの様子を書いたブログを、たまたまtsuchiyaさんが見つけてくださったのが不思議なご縁の始まりだった。

巣巣のiwasakiさんを介しながら、バリ在住のtsuchiyaさんの話を聞きながら、ウサギさんの故郷・バリに想いを馳せ、いつかmanaを連れていけたらと思っていた。運良くバリに行く機会が巡ってきて、tsuchiyaさん一家とこのホテルでお会いする約束もいただけて、わくわくドキドキしていたのだ。
事情によりtsuchiyaさんは入れ違いで日本に帰国されてしまったのだけど、丁寧にご主人のワヤンさんがご挨拶にきてくだったのだ。なんとも恐縮するばかりで・・・。
いよいよmanaとワヤンさんの対面にドキドキしていると、プールサイドに現れたワヤンさんに、人見知りのmanaはやっぱり半べそ(すみません)。12月の巣巣さんでの個展の準備に忙しい中、わざわざ足を運んでくださったお礼を伝えると、「これから、manaちゃんにお土産を作る」と、更に恐縮する申し出をしてくれ、夫と2人びっくり!!驚いている私達にやさしい笑顔を向けてくれる、瞳のきらきらした素敵なワヤンさん。ワヤンさんが去った後、夫が「インドネシア人には時として、驚く程かっこいい人がいるけど、久々にそういう人に会った」とひとり呟いていた。


ワヤンさんが去った後、manaは再び水遊び。
たっぷり水遊びを楽しんだ後は、木陰でお昼寝。そよそよと吹く風が心地いい。manaの寝ている近くの大きな切り株には、石でできた鳩の像があって、苔むした感じが辺りの風景に調和していた。

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たっぷり1時間半くらいお昼寝しただろうか?manaがむっくり起き上がった。
さあて、お腹も空いたことだし、お昼ごはんでも食べにいきましょうか?

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by ma-n-na | 2006-12-02 23:41 | たび
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愛するむすめのmanaとsimpleなくらし・・・・たいせつにしたいこと。
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