誕生日プレゼント
a0090609_145737.jpgmanaの誕生日プレゼントは、何にしようかと考えた。
もともと、私も夫もモノや特別な日に捕われれない、捕われたくないと思っている。だから記念日などのイベントごとも、するりとやり過ごす。でも、娘の誕生日となると、さすがに考えた。今はまだまだとしても、祝ってもらう楽しさ、うれしさは小さな娘にとっては大切なことだと思うから、誕生日プレゼントくらいは、親として贈ってあげたいと。

では、どんなプレゼントがよいのか?
こどもが喜びそうな、おもちゃかな?色々考えてみるものの、おもちゃは一時楽しんでくれるけれど、遊ばれる期間は意外と短い。そして使われなくなったおもちゃの仕舞い場所に、この先困ってしまいそう。
それに、あと2、3年もしたら、こども自ら欲しいおもちゃを指定してくるだろうから、それまでは、何か成長の記念になるものをプレゼントしたいと思った。できれば日常使えて、ずっと使い続けられるものを。

思いついたのが、漆器のお椀。manaは、普段お味噌汁などの汁物を飲む時には、大人より少し小さめのお椀を使っている。高台がついたお椀は、manaがお椀の向こう側のお皿に手を伸ばす時、肘にぶつかって倒れてしまうことがしばしば。また、うどんなどの麺類を食べる時は、直径15㎝の陶器のボウルを使っているのだけど、お汁を飲むのに、manaが両手でボウルを重たそうに持ち上げているのが、気になっていた。



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お椀といっても、色々ある。manaが使うには、どんなお椀がよいのだろうと悩む。そんな時、以前本で紹介されていた赤木明登さんの正法寺椀を思い出した。高台をもたず、底面が広く安定した形のお椀。吸い口から底までにかけての曲線がなんと美しいお椀なのだと、初めてみた時に溜め息がでた。
赤木さんのお椀は輪島塗り。母が石川県出身だった私は、漆器=輪島塗りだと思っているので、まさにぴったりのお椀。また、「暮らしに仕える道具」という、赤木さんのもの作りの姿勢にも共感できた。私も常に、モノあってではなく、使ってこそモノ、だと思っていたから。
そうだ、そうだ、あのお椀にしよう♪うきうきしながら、まずはサイズを調べた。ところが、この正法寺椀、manaが使うには少し大きい。せっかく買ったのに、サイズが大き過ぎては意味がない。

赤木さんが作るお椀の中に、ころんとした丸い形の4寸の楡の鉢があった。これなら、manaの手にすっぽりと収まり、ちょうどいい大きさ。これをプレゼントすることに決めた。
漆器のお椀なら、毎日使うことができるし、落としても割れる心配もない。漆が剥がれたら、塗り直しもできるし、大切に使い続ければ漆の器は一生もの。楡の鉢には、他に5寸、6寸とあって、3つ重ねた時の様子がまた美しかった。来年は5寸、再来年は6寸の楡の鉢を誕生日プレゼントにしてもいいなと思った。成長に合わせて、鉢も毎年大きくなるようで、何だか面白い。3つ揃えた鉢は、将来manaの嫁入り道具として、持たせてやるのもいいかもしれない・・・と、ずいぶん先のことまで、考えてはひとりニンヤリ。

プレゼントが決まったけれど、どこでこの楡の鉢が買えるのか?
色々調べていくと、沼津にある雑貨屋さん・halさんで扱っていることが分かった。沼津はinacoへ行く途中で、halさんにはいつか立ち寄ってみたいと思っていたのだ。電話して、在庫を確認すると「ありますよ」とのこと。お取り置きをお願いして、今回inacoへ行く途中に、晴れてmanaの誕生日プレゼントを手にすることができた。

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manaの2歳の記念にやってきた4寸の楡の鉢。
少し粗めのけずりの鉢は、木目も美しく、持った時にこどもの手でもすべりにくい。底面も広く、安定感もいい。何より、たたづまいが美しい。

色は黒。この楡の鉢は、黒と赤の色があって、どちらか迷ったけれど、他の器の色を選ばない黒にした。もし、次に生まれてくる子が男の子だったら、manaの黒をその子に譲って、manaには赤い器にしてあげてもいいかなと考えている。


manaに楡の鉢を「お誕生日プレゼントだよ」と手渡すと、掴んでみたり、ひっくり返したりして、しばらく遊んでいた。
両手に納まった感じなど、ちょうどよさそうで、ほっとひと安心。これから、大切に使ってくださいね。

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楡の鉢がやってきて以来、manaの食事の度にこのお椀を使っている。
inacoから帰った日には、inacoで穫れたたけのこと三ツ葉のお吸い物を入れて、たけのこごはんと一緒に食べた。また、次の日のお昼には、ミートソースのマカロニを入れたり、うどんを入れたり。毎日使えるものは、愛着が持てていいなあ。いいモノがプレゼントできたと、実は私が一番満足なのだ。

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連休に入る前、akaneちゃんから、manaにと誕生日プレゼントが届いた。
イランの作家の絵本「アフマドのおるすばん」。おにいさんのアフマドの赤ちゃんとのお留守番の様子が、読んでいて微笑ましい絵本。この絵本は、去年の11月におにいちゃんになったばかりのakaneちゃんの息子さんがとても気に入っている絵本だそうで、今年の11月におねえさんになるmanaへと贈ってくれたもの。
manaにはまだまだ全部は理解できないようだけど、「あかちゃん!あかちゃん!」とうれしそうに見ている。
他にも、小さなパズルや貝殻のボタンもいただいた。
akaneちゃん、ありがとう♪
by ma-n-na | 2007-05-09 00:02 | こどものもの
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愛するむすめのmanaとsimpleなくらし・・・・たいせつにしたいこと。
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