昨日は、マンションの引き渡しだった。
出張中の夫に代わって、manaの面倒を姉にお願いして、引き渡しに臨んだ。銀行の一室で、行政書士の先生、売り主側と買い主側双方の不動産屋さんの立ち会いのもと、何通もの書類を取り交わす。そして、最後にマンションの鍵を手渡されて、引き渡しの終了。契約から5か月、晴れて“わが家”を手にした。 引き渡しに先立って、先週、リフォームをお願いする業者さんと打ち合わせを兼ねて、マンションを見に行った。マンションに入るなり、黙々と部屋の各所を確認する業者さん。確認が終わると、手を加えなくていい所、手を加えなければならないところを、丁寧に説明してくれた。 まずは、床。古いマンションの洋室は、建てられた当時はカーペット敷きのところが多い。フローリングの普及で、途中フローリング敷きに変えるところが多く、このマンションも今はフローリングになっている。その際、階下への音の影響を考慮して、Lー45という遮音規定が設けられ、それをクリアするために、既存の床を上げて、その上にフローリングを貼る置き床という方法が取られる。 当初、この既存の置き床の取り替えも想定していたのだけど、一部に補修が必要な以外、そのままの状態にフローリングを上貼りできるそう。これは、ありがたい。置き床の取り替えだけでも、結構な金額になるのだ。 このマンションを初めて見た際、気になったのが天井高と構造梁の多さ。 置き床すると、その分天井が低くなる。現状では、床から天井までの高さが2310㎜。一般の天井高すると低い。そして、構造梁が各所にでているので、余計に天井が低く感じるのだ。 既存の天井を抜いて、天井を高くすることにした。二重天井の状況を確認してもらうと、10㎝ほど高くすることができるそう。一瞬天井を貼らずに、構造体を露出する形で天井を高くすることも考えたけれど、思いとどまった。上の階がないので、構造体=天井することによって、断熱性への影響があるし、見た目も考慮して、天井は張ってもらうことにした。 次に、手を加えなければならない所。外壁に面した壁。 和室の壁の一部が、構造体から剥がれていた。20年前に張った断熱材、結露によって剥がれが生じたらしい。今の性能がいい断熱材に変えた方が、冬の温かさは全然違ってくるとのこと。コストが掛かるけれど、二重壁にすることを薦められた。 実際の様子を見ながら、ひとつひとつ受ける説明は全てがなるほどと思えることばかり。何しろ、メーカーのショールーム勤務だったら、知識はあっても現場を知らないのだ。このリフォームは、いい勉強になりそう。 業者さんからの提案で、そのまま残して置く予定だった和室を、他のお部屋と合わせて洋室に変更することにも決めた。 でも、肝心要のキッチンの決定はまだ。価格とスペックを、再度各メーカーに確認中。 そして、何より問題なのが床。肌のあたりが柔らかい針葉樹で、色はグレ—をイメージしているので、パイン材にリボスを塗装することを考えていたのだけど、業者さんからの「よくよく検討した方が・・・・」とのこと。濃い床に傷がついた場合、白く目立つこと、針葉樹なので傷付きやすいこと、複合合板ではないので反りが生じることが、その理由。 打ち合わせが終わった晩、様々な床材のサンプルをシャーペンの先でガリガリ削りながら、傷みの具合を確かめた。ウレタン塗装した濃い色のフローリングは、確かに傷が目立つ。そして、この場合修復は不可能と考えた方がいい。でも、パイン材にオイル塗装したものなら、塗装の浸透性も多少あるし、傷がついたら、その箇所だけ補修すればいい。傷はどこまで許容できるか、実際に張ってみないと想像がつかないけれど、当初のパインにリボスでいこうと思った。 あと心配があるとすれば、転勤になった際、賃貸で貸している時に生じる傷や汚れのみ。これも、自分でメンテナンスすることを考えて、床も壁もできるだけ“塗る”ものにしようと思っている。 早ければ、来年にも貸すことがあるかもしれないな・・・・。 引き渡しが済んだ日、そして今日と、2日続けてマンションを見にいった。 manaは「あたらしいおうち!」とうれしそう。からっぽのお部屋の中を走り回っては、楽しそうにしていた。 夫がインドネシアに旅立った日曜日、manaと2人で巣巣さんへお邪魔した。 manaのお洋服にするためのラトビアのリネンと、友人へのプレゼントを買いに。そしてそして、兼ねてからお願いしていたダイニングテーブルを正式にオーダーするために。 アニキから始まった巣巣さんとの不思議なご縁。そんなご縁を新居を持つ際、何かひとつ形にできたらとずっと考えていた。無垢のダイニングテーブルを作ろうと考えた時から、巣巣さんにお願いしようと思った。リボスで塗装することを考えて、iwasakiさんが薦めてくれたのが、こちらのテーブル。サイズと細かい仕様の変更をお願いしてオーダーした。出来上がりが今から待ち遠しい。 iwsakiさんとは、時を同じくして、古い中古マンションを購入し、リフォームするという“リフォーム仲間”。その日、一足先に完成したiwasakiさんのマンションを見せていただくことになった。 木の質感や色、白の色を素敵に取り入れたインテリア。使い込むうちにどんどん味わい深くなっていくだろうなと感じた。オリジナルのキッチンも、工夫がたくさんで使い勝手もよさそう。素敵な素敵なリフォーム作品。どこかのインテリア雑誌で、この素敵なお家をみかける日もそう遠くなさそう。 わが家にも、参考にさせてほしいところがたくさんあって、色々と教えてもらった。iwasakiさんとは、「古い中古マンションを買ってリフォームする」という同じ目的があって、これまでにも色々と情報交換させてもらうことが、何より楽しかった。iwasakiさんの存在がなければ、もっともっと視野が狭いリフォームをすることになっていたと思う。素敵な人に出会えたことを、改めてうれしく思った。 manaは相変わらず、アニキが大好き。最近目にした光景は、朝の起きる場面のおままごと。 寝かした大きいアニキを、小さいアニキ2匹で起こすシチュエーションらしい。小さいアニキを手に持って「あしゃよ〜!お〜きて!」「ごはんよ〜」、今度は大きいアニキになりきって「ねむた〜い・・・」、負けずに小さいアニキが「お〜きて!!」、仕方なく大きいアニキが「おきた・・・」という感じ。なかなか、それらしくなってきて、見ていて面白い。 小さいアニキ同士、握手させる細かい動作もお気に入りらしい。ちなみに、小さいアニキに脚がないのは、manaがちぎったからです・・・・(苦笑)。
by ma-n-na
| 2007-03-25 01:34
| ちいさいおうち
|
カテゴリ
manaこどものもの ひびのくらし たべものいろいろ すきなところ たいせつなひと・たいせつなもの ちいさいおうち おもうこと・かんじたこと inaco たび 以前の記事
2007年 08月2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 more... links
*blog
Sweet Biscuit ☆ Hillside Kitchen 銭屋亀ゑ門 コジ太 dear bambino ちいさなしあわせ 赤ちゃんとおでかけ♪ Dear JJ kids... have a nice future - hug* Sweet Baby 日々+もの+こと *favorite susu ma:an その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||